危険物取扱者![]() |
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例題集 NO10 問題 |
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例題は法令15問、物理化学10問、性質10問が1パターンになります。 | |||||||
【危険物に関する法令】 | |||||||
問題1 | 次の文の( )内のA及びBに当てはまる語句の組合せとして、次のうち正しいのものはど れか。 | ||||||
「アルコール類とは、1分子を構成する炭素の原子の数が( A )までの飽和1価アル コール(変形アルコールを含む。)をいい、その含有量が( B )未満の水溶液を除く。」 | |||||||
A | B | ||||||
(1) |
1〜3個 | 60% | |||||
(2) |
2〜4個 | 60% | |||||
(3) |
3〜6個 | 50% | |||||
(4) |
2〜4個 | 50% | |||||
(5) |
1〜3個 | 50% | |||||
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問題2 | 法令上、ある製造所において、第四類第二石油類を2,000L製造した場合、指定数量の倍 数の合計として次のうち正しいのはどれか。 | ||||||
(1) |
その危険物が非水溶性であれば10倍である。 | ||||||
(2) |
その危険物が水溶性であれば5倍である。 | ||||||
(3) |
その危険物が非水溶性であれば2倍である。 | ||||||
(4) |
その危険物が水溶性であれば2倍である。 | ||||||
(5) |
その危険物が非水溶性であれば1倍である。 | ||||||
問題3 | 製造所等を変更する場合、工事を着工できる時期として、次のうち正しいものはどれか。 | ||||||
(1) |
仮使用の承認を受ければ、いつでも着工できる。 | ||||||
(2) |
変更許可申請後、10日経過すればいつでも着工できる。 | ||||||
(3) |
変更許可を申請すれば、いつでも着工できる。 | ||||||
(4) |
許可を受けるまで、着工できない。 | ||||||
(5) |
変更工事が位置、構造及び設備の基準に適合していればいつでも着工できる。 | ||||||
問題4 |
法令上、製造所等に関して、市町村長等の認可を受けなければならない場合は、次のうち どれか。 | ||||||
(1) |
危険物保安監督者を定めたとき。 | ||||||
(2) |
予防規定を定めたとき。 | ||||||
(3) |
危険物施設保安員を定めたとき。 | ||||||
(4) |
危険物保安統括管理者を定めたとき。 | ||||||
(5) |
定期点検の実施者を定めたとき。 | ||||||
問題5 | 法令上、製造所等における危険物の取扱いについて、次のうち正しいものはどれか。 | ||||||
(1) |
製造所等の所有者が指示した場合、危険物取扱者以外の者でも、指定数量未満であれ ば、危険物を取り扱う事ができる。 | ||||||
(2) |
危険物取扱者以外の者が危険物を取り扱う場合には、指定数量未満であっても、甲種危険 物取扱者又は当該危険物を取り扱う事ができる乙種危険物取扱者の立会いが必要であ る。 | ||||||
(3) |
危険物取扱者以外の者が危険物を取り扱う場合、丙種危険物取扱者が立会うことができる のは、自ら取り扱える危険物に限られる。 | ||||||
(4) |
全ての乙種危険物取扱者は、丙種危険物取扱者が取り扱うことができる危険物を、自ら取り 扱う事ができる。 | ||||||
(5) |
危険物取扱者でなくても、指定数量未満であれば、すべての危険物を取り扱うことができる。 | ||||||
問題6 | 法令上、危険物保安監督者の業務について、次のうち誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
危険物施設保安員を置く製造所等にあっては、危険物施設保安員に必要な指示を行うこと。 | ||||||
(2) |
火災等の災害が発生した場合は、作業者を指揮して応急の措置を講ずるとともに、直ちに 消防機関等へ連絡すること。 | ||||||
(3) |
危険物の取扱作業の実施に際し、危険物の貯蔵又は取扱いに関する技術上の基準に適 合するように必要な指示を与えること。 | ||||||
(4) |
火災等の災害の防止に関し、当該製造所等に隣接する製造所等その他関連する施設の 関係者との間に連絡を保つこと。 | ||||||
(5) |
製造所等の位置、構造又は設備を変更する場合、これらに関する法令上の手続きをとること。 | ||||||
問題7 | 法令上、製造所等の定期点検に関する記述について、次のうち誤っているのはどれか。 | ||||||
(1) |
定期点検は、法第10条第4項に定める、危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準に適合 しているかどうかについて実施する。 | ||||||
(2) |
地下タンクを有する一般取扱所は、定期点検を実施しなければならない。 | ||||||
(3) |
地下タンクを有する給油取扱所は、定期点検を実施しなければならない。 | ||||||
(4) |
免状の交付を受けていない者は、丙種危険物取扱者の立会いがあれば、定期点検(規則 で定める漏れの点検及び固定式の泡消火設備に関する点検を除く。)を行うことができる。 | ||||||
(5) |
点検記録の保存期間は、移動タンクの漏れの点検及び屋外貯蔵タンクの内部点検に係る 点検記録を除いて、3年間である。 | ||||||
問題8 | 法令上、製造所等から一定の距離(保安距離)を保たなければならない旨の規定が設けら れている建築物等とその距離の組合せとして、正しいものは次のうちどれか。 | ||||||
(1) |
病院 | ・・・・・ | 50m以上 | ||||
(2) |
高等学校 | ・・・・・ | 30m以上 | ||||
(3) |
小学校 | ・・・・・ | 20m以上 | ||||
(4) |
劇場 | ・・・・・ | 15m以上 | ||||
(5) |
使用電圧が7,000Vを超え、35,000V 以下の特別高圧架空電線 | ・・・・・ | 水平距離10m以上 | ||||
問題9 | 指定数量の倍数が50を超えるガソリンを貯蔵する屋内貯蔵所の位置、構造及び設備の技 術上の基準について、法令上、次のうち誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
地盤面から軒までの高さが10m未満の平屋建とし、床は地盤面より低くしなければならない。 | ||||||
(2) |
壁、柱及び床を耐火構造とし、かつ、はりを不燃材料で造らなければならない。 | ||||||
(3) |
架台を設ける場合には、不燃材料で造るとともに、堅固な基礎に固定しなければならない。 | ||||||
(4) |
床は、危険物が浸透しない構造とし、適当な傾斜をつけ、かつ、貯留設備を設けなければ ならない。 | ||||||
(5) |
屋根を不燃材料で造るとともに、金属板その他の軽量な不燃材料でふき、かつ、天井を設 けてはならない。 | ||||||
問題10 | 法令上、移動タンク貯蔵所の位置、構造及び設備の技術上の基準として、次のうち誤って いるものはどれか。 ただし、特例基準が適用されるものを除く。 | ||||||
(1) |
移動タンク貯蔵所は、屋外の防火上安全な場所又は難燃材料で造った建築物の地階に常 置しなければならない。 | ||||||
(2) |
移動貯蔵タンクは、容量を30,000L以下とし、かつ、その内部に4,000L以下ごとに完全 な間仕切を厚さ3.2mm以上の鋼板又はこれと同等以上の機械的性質を有する材料で設 けなければならない。 | ||||||
(3) |
移動貯蔵タンクのマンホール及び注入口のふたは、厚さ3.2mm以上の鋼板又は同等以 上の機械的性質を有する材料で造らなければならない。 | ||||||
(4) |
移動貯蔵タンクの外面には、さび止めのための塗装をしなければならない。 | ||||||
(5) |
静電気による災害が発生するおそれのある液体の危険の移動貯蔵タンクには、接地導線を 設けなければならない。 | ||||||
問題11 | 製造所等における標識、掲示板についての説明で、次のうち誤っているのはどれか。 | ||||||
(1) |
地色が赤の掲示板は、「火気厳禁」又は「火気注意」を示している。 | ||||||
(2) |
地色が青の掲示板は、「禁水」を示している。 | ||||||
(3) |
指定数量以上の危険物を運搬する場合には、車両の前後の見やすい箇所に0.3m平方 の黒地に黄色の反射塗料等で「危」と表示をしなければならない。 | ||||||
(4) |
「禁水」と表示されている貯蔵所は、アルカリ金属の過酸化物又は禁水性物品を貯蔵してい るものである。 | ||||||
(5) |
「火気厳禁」の掲示板が掲げられている貯蔵所は、第三類又は第四類の危険物のみを貯蔵 しているものである。 | ||||||
問題12 | 法令上、製造所等における危険物の貯蔵又は取扱いのすべてに共通する技術上の基準に ついて、次のうち正しいものはどれか。 | ||||||
(1) |
危険物のくずやかす等は、一日一回以上危険物の性質に応じて安全な場所で廃棄その他 適当な処置をしなければならない。 | ||||||
(2) |
危険物が残存し、又は残存するおそれがある設備、機械器具、容器を修理する場合は、換 気をしながら行わなければならない。 | ||||||
(3) |
危険物を保護液中に保存する場合は、危険物の確認のため、その一部を保護液中から露 出させなければならない。 | ||||||
(4) |
貯留設備又は油分離装置にたまった危険物は、十分希釈して濃度を下げてから下水等に 排出しなければならない。 | ||||||
(5) |
製造所等においては、一切の火気を使用してはならない。 | ||||||
問題13 | 法令上、顧客に自ら給油等をさせる給油取扱所における取扱いの基準について、次のうち 誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
顧客用固定給油設備を使用して、顧客に自ら自動車等に給油させることができる。 | ||||||
(2) |
顧客用固定給油設備を使用して、顧客に自らガソリンを運搬容器に詰め替えさせることが できる。 | ||||||
(3) |
顧客用固定給油設備を使用して、顧客に自ら移動貯蔵タンクに軽油を注入させることはで きない。 | ||||||
(4) |
顧客用固定給油設備以外の固定給油設備を使用して、顧客に自ら自動車等に給油させる ことはできない。 | ||||||
(5) |
制御卓にて、顧客自らによる給油作業を監視し、及び制御し、並びに顧客に対して必要な 指示を行わなければならない。 | ||||||
問題14 | 法令上、製造所等の法令違反とそれに対して市町村長等から命ぜられる命令の組合せと して誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
定期点検の未実施 | ・・・・・ | 製造所等の使用停止命令 | ||||
(2) |
亡失した免状の再交付申請未実施 | ・・・・・ | 免状返納命令 | ||||
(3) |
製造所等の位置、構造及び設備が技術上の 基準に違反しているとき | ・・・・・ | 危険物施設の基準適合命令 | ||||
(4) |
危険物に係る事故の発生に対し、応急措置を 講じていないとき | ・・・・・ | 危険物施設の応急措置命令 | ||||
(5) |
危険物の無許可貯蔵又は取扱い | ・・・・・ | 危険物の除去命令 | ||||
問題15 | 法令上、製造所等において、火災又は危険物の流出等の災害が発生した場合の応急の措 置等について、次のうち誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
所有者等は、火災が発生したときは、直ちに火災現場に対する給水のため、公共水道の開 閉弁を開けなければならない。 | ||||||
(2) |
所有者等は、危険物の流出その他の事故が発生したときは、直ちに、引き続く危険物の流 出の防止その他災害の発生の防止のための応急措置を講じなければならない。 | ||||||
(3) |
危険物保安監督者は火災等の災害が発生した場合は、作業者を指揮して応急の措置を講 じなければならない。 | ||||||
(4) |
所有者等は、危険物施設保安員に、火災が発生したときは、危険物保安監督者と協力し て、応急措置を講じなければならない。 | ||||||
(5) |
危険物の流出その他の事故を発見した者は、直ちに、その旨を消防署等に通報しなけれ ばならない。 | ||||||
【基礎的な物理学及び基礎的な化学】 | |||||||
問題16 | 沸点について、次のうち正しいものはどれか。 | ||||||
(1) |
沸点は、外圧が高くなるほど低くなる。 | ||||||
(2) |
水に食塩を溶かした溶液の1気圧における沸点は、100℃より低い。 | ||||||
(3) |
沸点とは、液体の飽和蒸気圧と外圧とが等しくなったときの液温をいう。 | ||||||
(4) |
可燃性液体の沸点はすべて100℃より低い。 | ||||||
(5) |
沸点が高い液体ほど蒸発しやすい。 | ||||||
問題17 | 熱容量について、次のうち正しいものはどれか。 | ||||||
(1) |
物体の温度を1 K上げるのに必要な熱量である。 | ||||||
(2) |
容器の比熱のことである。 | ||||||
(3) |
物体に1 Jの熱を与えたときの温度上昇率のことである。 | ||||||
(4) |
物質1 kgの比熱のことである。 | ||||||
(5) |
比熱に密度を乗じたものである。 | ||||||
問題18 | 次の文の( )内のA、Bに当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。 | ||||||
「物体は熱源との間にある流体が存在するときは、流体は一般に温度が高くなると比重が小 さくなるため上方に移動し、これにより熱が伝わる現象を熱の( A )という。しかし物体と 熱源との間に何もない真空の状態でも熱は伝わる。太陽により地上の物体が温められるの はこの例であり、この現象を熱の( B )という。」 | |||||||
A | B | ||||||
(1) |
対流 | 伝導 | |||||
(2) |
伝導 | 放射 | |||||
(3) |
伝導 | 対流 | |||||
(4) |
対流 | 放射 | |||||
(5) |
放射 | 伝導 | |||||
問題19 | 静電気について、次の説明のうち誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
放電火花が可燃性物質の着火源になることはない。 | ||||||
(2) |
静電気の電荷間に働く力はクーロン力である。 | ||||||
(3) |
帯電した物体の電荷が移動しない場合の電気を静電気という。 | ||||||
(4) |
二つ以上の物体が摩擦、衝突、はく離等の接触分離をすることにより静電気が発生する。 | ||||||
(5) |
静電気の帯電防止策として、接地する方法がある。 | ||||||
問題20 | 0.5mol/Lの硫酸水溶液200mlを、濃度98wt%の濃硫酸からつくろうとする場合、必要な 濃硫酸の量として次のうち正しいものはどれか。 ただし、H2SO4の分子量は98、濃硫酸の密度は2.0g/cm3 | ||||||
(1) |
1.0ml | ||||||
(2) |
2.0ml | ||||||
(3) |
3.0ml | ||||||
(4) |
4.0ml | ||||||
(5) |
5.0ml | ||||||
問題21 | 次のうち、鉄よりもイオン化傾向が大きいものはいくつあるか。 | ||||||
マグネシウム 銀 カリウム 白金 亜鉛 | |||||||
(1) |
1つ | ||||||
(2) |
2つ | ||||||
(3) |
3つ | ||||||
(4) |
4つ | ||||||
(5) |
5つ | ||||||
問題22 | 燃焼に関する一般的説明として、次のうち誤っているのものはどれか。 | ||||||
(1) |
静電気が発生しやすい物質ほど、激しく燃焼する。 | ||||||
(2) |
高引火点の可燃性液体でも、綿糸に染み込ませると容易に着火する。 | ||||||
(3) |
分解又は蒸発により可燃性蒸気を発生しやすい物質は、着火しやすい。 | ||||||
(4) |
固体の可燃物に固体の酸化剤が混在すると、可燃物単独よりも激しく燃焼する。 | ||||||
(5) |
拡散燃焼では、酸素の供給が大きいほど激しく燃焼する。 | ||||||
問題23 | 引火、発火等について、次のうち誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
同一の可燃性物質においては、一般に発火点のほうが引火点よりも高い数値を示す。 | ||||||
(2) |
発火点とは、空気中で可燃物を加熱したとき、火源がなくても自ら発火する最低の温度をいう。 | ||||||
(3) |
燃焼点とは、可燃性液体が継続して燃焼するのに必要な濃度の蒸気を発生する液温をいう。 | ||||||
(4) |
引火点とは、可燃性液体が燃焼範囲の上限値の濃度の蒸気を発生する液温をいう。 | ||||||
(5) |
同一の可燃性物質においては、一般に引火点よりも燃焼点のほうが高い数値を示す。 | ||||||
問題24 | 消火について、次のうち誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
燃焼の三要素のうち、1つの要素を取り除けば消火できる。 | ||||||
(2) |
窒息消火による消火とは、酸素の濃度を低下させ消火する方法である。 | ||||||
(3) |
水は比熱及び気化熱が大きいため、冷却効果が大きい。 | ||||||
(4) |
セルロイドのように分子中に酸素を含有している物質には、窒息消火は効果的である。 | ||||||
(5) |
二酸化炭素消火剤の主たる消火効果は、窒息である。 | ||||||
問題25 | 触媒による化学反応の一般的説明として、次のうち正しい組み合わせはどれか。 | ||||||
A 化学反応の平衡に影響を及ぼさない。 | |||||||
B 反応の活性化エネルギーを大きくする。 | |||||||
C 反応速度を大きくする。 | |||||||
D 反応熱は触媒によって小さくなる。 | |||||||
(1) |
A B | ||||||
(2) |
A C | ||||||
(3) |
B C | ||||||
(4) |
B D | ||||||
(5) |
C D | ||||||
【危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法】 | |||||||
問題26 | 危険物の類ごとに共通する性状について、次のうち正しいものはどれか。 | ||||||
(1) |
第一類の危険物は、強還元性の液体である。 | ||||||
(2) |
第二類の危険物は、燃えやすい固体である。 | ||||||
(3) |
第三類の危険物は、水と反応しない不燃性の液体である。 | ||||||
(4) |
第五類の危険物は、強酸化性の固体である。 | ||||||
(5) |
第六類の危険物は、可燃性の固体である。 | ||||||
問題27 | 第四類の危険物の性状として、次のうち誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
非水溶性のものは、流動、かくはんなどにより静電気が発生し、蓄積する。 | ||||||
(2) |
水溶性のものは、水で薄めると引火点が低くなる。 | ||||||
(3) |
常温(20℃)で、ほとんどのものは液状である。 | ||||||
(4) |
蒸気は低所に滞留しやすい。 | ||||||
(5) |
液体の比重は、1より小さいものが多い。 | ||||||
問題28 | 第四類の危険物の貯蔵、取扱いの方法について、次のA〜Dのうち正しいもののみを掲げ ている組合せはどれか。 | ||||||
A 引火点の低い物質を屋内で取扱う場合には、換気を十分にする。 | |||||||
B 屋内の可燃性蒸気の滞留する恐れのある場所は、その蒸気を屋外の地表に近い部分に排出する。 | |||||||
C 容器に収納する場合、容器に通気孔を設ける。 | |||||||
D 可燃性蒸気が滞留しやすい場所に設ける電気設備は、防爆構造とする。 | |||||||
(1) |
A B | ||||||
(2) |
A C | ||||||
(3) |
A D | ||||||
(4) |
B C | ||||||
(5) |
C D | ||||||
問題29 | ジエチルエーテルの貯蔵又は取扱いに関する注意事項とその理由の組合せとして、次のう ち適切なものはどれか。 | ||||||
注意事項 | 理由 | ||||||
(1) |
水中に保存する。 | 空気中で自然発火するから。 | |||||
(2) |
貯蔵する容器は金属製のものを使用しない。 | 金属と反応して、発火又は爆発する恐れがあるから。 | |||||
(3) |
容器への詰め替えは流速を速くし、短時間で行う。 | 流速を速くすれば静電気が発生しにくいから。 | |||||
(4) |
室内で取扱う場合は、特に高所の換気を十分行う。 | 発生する蒸気は空気よりも軽いので高所に滞留するから。 | |||||
(5) |
空気に触れないようにし、密閉容器で冷暗所に保存する。 | 過酸化物が生成し、爆発する恐れがあるから。 | |||||
問題30 | 自動車ガソリンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
燃焼範囲は、33〜44vol%である。 | ||||||
(2) |
流動、摩擦等により静電気が発生しやすい。 | ||||||
(3) |
引火点は、−40℃以下である。 | ||||||
(4) |
蒸気は空気より重い。 | ||||||
(5) |
水面に流れたものは広がりやすい。 | ||||||
問題31 | メタノールとエタノールの性状について、次のうち誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
メタノールは毒性をもつ。 | ||||||
(2) |
いずれも揮発性で無色の液体である。 | ||||||
(3) |
いずれも引火点は常温(20℃)以下である。 | ||||||
(4) |
いずれも水溶性で濃度が低いほど引火点が下がる。 | ||||||
(5) |
いずれも消火には、一般の泡消火剤は不適切である。 | ||||||
問題32 | 軽油の性状について、次のうち誤っているものはどれか。 | ||||||
(1) |
沸点は水よりも高い。 | ||||||
(2) |
水より軽い。 | ||||||
(3) |
蒸気は空気よりわずかに軽い。 | ||||||
(4) |
ディーゼル機関等で燃料として用いられる。 | ||||||
(5) |
引火点は45℃以上である。 | ||||||
問題33 | 次の文の下線部分A〜Eのうち、誤っている箇所はどれか。 | ||||||
「C重油は A 褐色又は暗褐色の液体で、 B 引火点は70℃以上と高く、 C 常温(20 ℃)で取扱えば引火の危険性は少ないが、いったん燃え始めると、 D 液温が高くなって いるので消火が困難になる場合がある。大量に燃えている火災の消火には、 E 棒状注水 が適している。 | |||||||
(1) |
A | ||||||
(2) |
B | ||||||
(3) |
C | ||||||
(4) |
D | ||||||
(5) |
E | ||||||
問題34 | 動植物油類の中には自然発火を起こすものがある。自然発火を起こしやすいものは、次の うちどれか。 | ||||||
(1) |
容器に入った油を、長時間直射日光にさらしていたとき。 | ||||||
(2) |
油の入った容器を、ふたをせずに置いていたとき。 | ||||||
(3) |
容器に入った油を、湿気の多い場所で貯蔵したとき。 | ||||||
(4) |
容器からこぼれた油が染み込んだ布や紙などを、長い間風通しの悪い場所に積んでおい たとき。 | ||||||
(5) |
容器の油に不乾性油を混合したとき。 | ||||||
問題35 | 製造所又は一般取扱所において、一般に行われる防火対策とそれにかかわりのある用語と して、次のうち関連のないものはどれか。 | ||||||
(1) |
反応槽内を窒素で置換する。 | ・・・・・・・ | 燃焼範囲 | ||||
(2) |
電動機を防爆構造とする。 | ・・・・・・・ | 引火 | ||||
(3) |
反応がまの温度を制御する。 | ・・・・・・・ | 反応速度 | ||||
(4) |
反応させる物質の注入速度を調整する。 | ・・・・・・・ | 燃焼範囲 | ||||
(5) |
作業時床面に散水する。 | ・・・・・・・ | 静電気 | ||||
例題集 NO10 解答・解説 | |||||||
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